放射線科
最新のMDCTやMRI装置で24時間救急医療をサポート
当院の放射線科では、患者様に的確な診断治療と快適な入院生活を提供するため、最先端の高度医療機器を導入し、設備の充実を図って地域医療の中核病院としての役割を果たしております。
近年、MDCT、MRIなど画像診断装置の発展は著しく、更にこれらの機器から得られる膨大な画像データを最大限に活用するため、病院内で行なわれる各種画像診断機器の検査画像を院内情報システム端末や高精細画像観察装置にて、画像の閲覧が行なえます。
又、過去の検査画像と比較参照出来るため、より良い診断をサポートする事が可能です。
CT検査
CT検査とは、患者様が検査台の上に寝た状態で装置の中心にある大きなトンネル内を前後に移動しながら、X線を照射して体内を精密に調べる検査です。
当院では平成30年7月に64列マルチスライスCTを導入し、高分解能画像を高速に撮影する事が可能であり、短時間で精密な検査が行えます。
また、膨大な画像データを元に画像を再構成する事により、3Dなどの様々な画像を作成することが可能です。
MRI検査
MRIとは、Magnetic Resonance Imagingの略語で、「核磁気共鳴画像」といいます。
MRI検査は、強力な磁石でできたトンネル状の装置の中に入り、電波と磁場の力を利用して、組織ごとに異なる信号を画像化する機器です。
体内の臓器や血管の断面像を撮影する検査です。特に脳・脊椎、四肢の検査や肝胆道系・前立腺や卵巣等の下腹部、などの病巣の発見に優れています。
また、レントゲン撮影やCT検査とは異なり放射線を使わないため被曝の心配がありません。
現在、MRI(フィリップス製)Ingenia1.5テスラを採用しています。
血管造影検査
血管撮影とは、前腕や鼠径部などから血管内にカテーテルを挿入し、目的とする血管までカテーテルを誘導させ、造影剤を注入して血管及びその血管に栄養されている臓器を撮影する方法です。
コンピュータ演算により、造影剤注入後の画像から注入前の画像を引き算する方法をDSA(Digital Subtraction Angiography)と言い、造影剤の入った血管像のみを明瞭に描出する事ができます。
また、造影検査に留まらず治療も同時に行う事をIVR(Interventional Radiology)と言います。
当院では、脳動脈瘤に対するコイル塞栓術やTAE(肝細胞癌に対する動脈塞栓術)を行っています
TV検査
造影剤を使って食道、胃、大腸の検査を主に行っています。
この他、内視鏡を用いた検査時、透視が必要な時に検査補助として使用されます。
単純X線検査
X線で胸腹部や骨を撮影する検査です。
術中イメージ Opscope Pleno
整形外科の手術をサポートします。
ポータブル撮影撮影 Mobile Art Evolution
病室での撮影を行います。